野球塾RISEさんの塾長とは、ちょっとした縁があります。
彼は、勉強も野球に活かすことができるとおっしゃってます。
野球は、如何に速いボールを投げるか、如何に遠くへ飛ばすか等々、要は運動ですから、物理学がそこに活かされて当然。
先日私が、「バッティングで慣性モーメントを考えるか?指導する時にそういう概念も言う事があるのか?」という質問をすると、「使う事はあるし、間違わぬよう自分で勉強し直している」という回答を頂きました。さすがです。
慣性モーメントだけでなく、てこの原理の応用やなにや。技術的な事だけでもまず物理学、食の事とか体調とか、これらは理科。
そして野球はアメリカで生まれたものゆえ、指導書やルールブックでは英語の文献を読まねばならぬ事があります。当然それらを伝えるとか文章を書くのに国語がいるし、人がやる事ですから社会のルールや歴史も学ぶ必要がある。
そして打率や防御率、勝率の計算もそうですが、なにより論理的思考、発想の大切さはこれ数学。
ちょっと考えただけでも、ドドーッと学業が絡んできますねぇ。
野球も人のやる事。学業をそこに応用するなんて当り前の話ですよね。
ほぼ誰にでも当てはまるのを「基本」と言いますが、まさしく「生きていく基本」を義務教育でやってるんですよね。
勉強しないで、アホで野球ができるか?ムリに決まってます。