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何のために勉強するの?

と問われたら、あなたはどう答えますか?

 

勉強が好きな子って、あまりいませんよね。だからこういう質問、時々あるのです。

もちろん「勉強」というのは、その立場や環境によっていろいろな意味になります。

 

勉強というのを小中学校の学習に限定すると

それは「将来社会に出た際に、社会に役に立てるようになるため」。つまり「社会貢献」。

我々一徳塾はそう考えております。

挨拶や人に対する礼儀、マナー。そういうのも社会ではとても大事ですね。

 

そもそも、社会で役に立つ人間って、なんでも教えてもらう人物でしょうか?

手のひらを上にして差し出す、つまり「くれるのを待っている」的な。

それとも、自分から取りに行く、手のひらを下、あるいは相手に向けて「自ら取りに行く」人物でしょうか?

 

当然様々な考えがあってしかるべきですが、

少なくとも、「教えてもらうのが当然」とか、「教えてもらわないとできない」とかいう考えは、将来的に社会に出て役に立てるようにしているとは、私には思えません。

もちろん最初は何も知らないので、ある程度は教えなければ動けませんよね。それは常識的な事です。

 

これ、野球でも勉強でも、人間社会ではなんでも一緒だと思います。自分から取りに行く。動物社会ではそうでないと生きていけないかも知れませんね。

 

勉強するのは、決して目先の成績を上げるためではありません。

しっかりと将来を見据えて取り組むなら、目先の成績は「必ず勝手についてくるもの」です。

将来社会に出るための修業。まさしくそれではないでしょうか。