
自立心。
当塾でもとっても大切にしている事のひとつです。これがないと、何をやってもうまくいかないのですね。
その養成には、「自分で自分のことをするようにする」
これがとっても大切です。
実家で暮らしていると、自分が何もしなくても家族が食事の支度や掃除、洗濯など身の回りの世話をしてくれる場合も多いです。
また、実家を出ていても、男性には妻が身の回りの世話をしてくれる場合もあります。
誰かが自分の身の回りの世話をしてくれれば、その分だけ自分の時間が持てますから、家事に時間を取られることなく、仕事や趣味に打ち込むことだって出来ます。
しかし、こうした生活を続けていては自立心は養われません。
仕事で成功をする為には仕事を頑張ればいいように思えますが、
衣食住など生活の基本は心を成長させるために必要なことです。
お寺で修業をしているお坊さんがお堂の掃除をしているのも、お寺を綺麗に保つためだけでなく、自分の心を成長させるための修行の一環
なのです。
ですから、いきなり全ての家事をするのが大変でも、まずはせめて自分のことは自分でする、
これを実行させるようにすると、必ず何かが変わってきます。