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ケアレスミスの罪悪

定期テストの結果が返ってくると、個々にテストの反省をして、次のテストへつなげていくための準備を始めていきますね。

毎回ですが、必ずいるのです。

「わかってたんだけど、ちょっとしたケアレスミスで…」「ちょっとピリオドを忘れて…」

「ちょっとした計算間違いで…」「ちょっと違う漢字を使って…」

おいおい、それ、「ちょっとした」で片づけていいの???

 

こういうの、軽視してて、果たして良いのだろうか?

いいわけはないですよね。とんでもない事になるのであります。

 

 

知ってます?

世の中で起こる大事故のほとんどは、「ケアレスミス」から起こってるの。

交通事故でもそう。ちょっとしたスマホ脇見とか、大丈夫だろうなんていう「だろう運転」とか。

そういうのが重なって重大事故になっていくのですね。

野球の試合でも、そういうしょーもないミスが重なって負けてしまうのです。

 

ちょっとしたミスが人の命を奪う事になりかねない。だからつまらないミスをせぬよう慎重を期さねばならない。社会では何だってそうであります。
それを「今、勉学で修業している」と考えたら、どうでしょう?

ケアレスミスをやると、人が死にかねない。そういう緊張感を持ってテストに挑むのであれば。
江戸時代、それがケアレスミスだろうがなんだろうが、結果的に重大な事故や事件になると、武士は「切腹」せねばなりませんでした。だから武士は作法に厳しく、簡単な所作や話し言葉にさえ常に気をつけて、緊張感を持っていたんですね。
ケアレスミスをすると「切腹」。

そしたら「ケアレスミス」ってグッと減るような気がしますがね。


だいたい、「ミスを簡単に考え過ぎ」なのですよ。