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小3算数の重要性

私の好きな教育改革実践家の藤原和博さんが、今回出した本の中に、こういう事を書いておられました。

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中学で数学が「できない子」の中には、小学校の算数ですでに落ちこぼれてしまっている子が多い。

 小学校では、「2個のリンゴと3個のイチゴではいくつになりますか?」と具体的にイメージできる算数から始まるが、3年生にもなると、「3分の2」というような分数が出てくるからだ。しかも「0.3」という小数も登場して、それらを足したり引いたりしなければならない。さらに「図形」も現れる。

つまり、小学校3年生で一気に、算数が抽象概念の世界に入るわけだ。

昔であれば、分数や小数が生活の中にも存在した。団塊世代の家庭ではきょうだいも多かったから、5人きょうだいにリンゴが3つしかなかったこともあっただろう。でも、今の豊かな社会では、2人きょうだいでも一人っ子が2人いるように育つから、1人にイチゴが2つ、リンゴが1つは与えられるのではなかろうか。つまり子どもにとっては、「3分の2」や「0.3」という事態が生活の中に存在しないから、なんのこっちゃというくらい意味不明なのだ。だから、算数で落ちこぼれやすい。

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これ読んで、ナルホドと納得がいきました。そう、子供たちの算数のやり方を見ていると、簡単な小数や分数の概念がなかなか頭に入って来ないのか、なぜか急に算数が難しくなったような感覚に襲われるのがちょうどこの辺りなのですが、そういうことやったんやなと。

この辺の算数で、単純に計算だけ繰り返しでやらせてしまって、それができればOKなどとしてしまうと、あとあとでもう大変。
ここでシッカリ思考力をつけておくべきなのですね。概念や本質をしっかり教えて、「考える事」を身に着けさせる。後々にすごく効いてきます。

当塾では、まずこの辺の思考力を大切にしています。小5、小6で明らかな差となってきます。