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「楽しい」の勘違い。

勉強は楽しいもんや。楽しくやろう、というのは当塾の「モットー」です。

苦しいとそこから解放されたので続かないじゃない、と思ってるからです。

ただ、これを勘違いする人が多いのですね。

 

楽しいと言うと、チャラチャラしてダラけて、なんていうイメージがあるのか、

緊張感がなくなってるんじゃないのか、なんて思われる人の実に多いこと。

特に子供はそうです。

「自由」と言うとその次に「気まま」なんていう言葉がついてきたりして、どうも楽しいとか自由という言葉をはき違えてる。

 

どうしてこうなるのかな?

よほど鬱屈した生活を強いられてるのでしょうか…(笑)

 

楽しいって、チンタラヘラヘラやるのが本当に楽しいと思いますか?

そんなの、すぐ飽きてしまうと思いませんか?緊張感なく物事をやってて、続くはずないし単調だし、やっぱり面白くない。

 

なにが楽しいかって、一生懸命、必死になってやることほど楽しいものはありません。

逆に言うと、楽しいと必死になって一生懸命になるのですね。

高校野球がなぜあれだけ人気あるのか。必死になって取り組んでる姿を見て感動するからでしょ。

ゲームやってる子を見てください。必死になってやってる子、居るじゃないですか。

 

楽しかったら一生懸命やります。

楽しくないと思ってるから一生懸命やらないのです。

苦しみからは解放されたいし、余計苦しもうなんて思わないから、自主的にやろうなんて事はまあないですね。

保護者や先生から決められたこと以上は絶対やらない。というより決めても何とかサボろうとするのは当たり前です。

だって「苦しいもんからは解放されたい」もん。これ当然。大人でもそうでしょ。

 

楽しさは積極性を呼びます。自主的主体的姿勢は、そこからでないと非常に生じにくいものなのですね。