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小学校の時は出来てたのに…。

体験に来る中学生、時たまにヒサンな成績になってる子がいます。

 

おいおい、この成績ってすごいな。まあ、だから塾に行こうと思ったんやろうけど。

本人→「テヘヘ…」 ま、こういう反応ですね。

しかし保護者の方は、横でそんな子を睨みつけてます。気持ちはわかります。

一生懸命色々な世話焼いて、それでこの成績を取って来られた日にゃあ…そりゃそうですよね。

 

で、取り持つ意味もあって、私がお尋ねします。「小学校の時の成績は、いかがでした?」

「いやあ、小学校の時はよく出来てたんですよ。ね?」「うん、ほとんど80点か90点やった!」

「中学に入ってからいきなりこんな成績になって…。なんででしょうか?」

 

答えはカンタン。

小学校のテストは、平均点は90点前後です。まあどのテストも簡単カンタン。平均が90点なのですから当然。

しかし、中学校の定期テストは、だいたい60点平均を目安に問題は作られるのですね。

いきなり難しくなるのは、中学で習う教科もそうですが、それよりテストの問題の質なんですね。

 

どうです?中学でできなくなって当然でしょ。

それなのに、小学校で70点も80点も取れてる、なんて喜んでる…。とんでもない話でしょ。

出来てるのではなく、あまりに問題が簡単なんです。

 

そんなところで油断しますか?それとも中学へ向けて準備万端にしますか?